高機能ウレタン樹脂
ダイナレオ®VA-9300シリーズ

ウレタン樹脂は、ゴムのような伸縮性や弾性、加工性の良さなど優れた特徴を持ちますが、高温多湿下では経時で劣化しやすい弱点があります。
当社のウレタン樹脂 ダイナレオ®VA-9300シリーズは、独自のポリマー設計を行うことで、ウレタン本来の性能を持ちながらも高耐熱性を有しております。それにより、これまで検討が難しいとされた半導体封止や耐熱性能が要求される自動車用途でご使用いただけます。

製品概要

  • ダイナレオ®VA-9300シリーズは様々な用途に展開可能なウレタン樹脂です。
  • 当社独自の樹脂設計技術により、従来のウレタン樹脂とことなる耐熱性や柔軟性などの特性を持っています。
  • 分子量、粘弾性(Tg)、官能基種類・量等様々なカスタマイズが可能で、半導体部材から5G通信の基地局、サーバー、自動車部材、エネルギー部材など様々な用途へ展開できます。
  • 代表的な用途例を3つ紹介いたします。
  ①接着剤用途 ②封止剤用途 ③添加剤用途
代表製品 製品A,製品B 製品C 製品D
構成
用途 車載、電子材料 電子材料、封止 電子材料、5G
強み はんだ耐熱性、柔軟性 柔軟性 低誘電率、流動性調整
加工条件 オフライン乾燥・熱ラミ・エージング 加熱転写・熱プレス -
 
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①接着剤用途:製品A、製品B

特長

  • 従来ウレタン樹脂に比べ、耐熱性を向上。
  • ウレタン樹脂ならではの高強度/高伸長性があります。
  • はんだ温度に耐えられる耐熱性を有しています。

製品データ

評価項目 製品A 製品B
物性 Tg(℃) 60 35
破断強度(MPa) 45 40
破断伸度(%) 380 570
PCT試験後物性
Haze (30µm) 0.94 1.6
T字剥離強度
(N/cm)
PET/PET 4.4 5.0
カプトン/カプトン 1.9 2.5
※各種データは試験値であり、保証するものではありません。

サンプル作製・評価条件

乾燥条件
60℃5分
ラミネート条件
80℃、0.5MPa、2m/min
エイジング条件
60℃3日間
試験条件
引張速度 50mm/min、25℃

使用方法

硬化剤や硬化促進剤などと混合して使用することができます。
また、塗工乾燥後、冷蔵保存することで接着シート(ホットメルトシート)として使用できます。

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②封止剤用途:製品C

特長

  • 封止剤用エポキシ樹脂と比べ、柔軟性が高く、破断伸度が良好。
  • 150℃溶融粘度が低く、基材への追従性が特徴です。
  • エポキシ樹脂と比較し、ウレタン樹脂特有の柔軟性があります。

製品データ

評価項目 製品C (参考)
エポキシ樹脂
ワニス物性 不揮発分(%) 60  
粘度(mPa・s、25℃) 7,000
樹脂物性 酸価 (mg KOH/g) 10
Tg(℃) 30
150℃樹脂溶融粘度(mPa・s) 45,000
硬化膜物性 破断伸度(%) 300% 1-10%
Haze (膜厚50µm) 1.25 1.0

封止剤樹脂硬化膜の貯蔵弾性率

150℃付近で低弾性化
※各種データは試験値であり保証するものではありません

サンプル作製・評価条件

乾燥条件
60℃5分
ラミネート条件
80℃、0.5MPa、2m/min
エイジング条件
60℃3日間
試験条件
引張速度 50mm/min、25℃

使用方法

硬化剤や硬化促進剤などと混合して使用することができます。

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③添加剤用途(低誘電タイプ):製品D

特長

  • 低誘電ポリイミドと比較し、同等の比誘電率/誘電正接を有しています。
  • 現在ご使用中の樹脂に添加頂くことで、低誘電率化が期待できます。

製品データ

評価項目 製品D (参考)低誘電PI
不揮発分(%) 60  
粘度(mPa·s、25℃)  780
フェノール性水酸基価 (mg KOH/g) 15
誘電率(25℃) 比誘電率(Dk) 2.4 2.4~2.7
誘電正接(Df) 0.0021 0.002~0.003

※各種データは試験値であり、保証するものではありません。

使用方法

ご使用中の樹脂に添加頂けます。

詳細資料をご用意しております。まずは一度ご相談ください。

お問い合わせ

トーヨーケム株式会社
包装・工業材営業本部 営業1部
TEL : 03-3272-0856