日本では、古来より植物などの天然物から色素を取り出し、染物や食品などに使用されてきました。その代表的な植物としてキク科の植物である紅花があります。紅花は、エジプトが起源で、シルクロードを経由し、中国から3世紀末に日本に伝ったといわれています。山形では「最上紅花」のブランドで栽培、京都に運ばれ、高級な紅色として染色に使用されてきました。口紅の紅は紅花の色といわれています。
北海道千歳工場では、紅花から赤色と黄色の色素を抽出しています。さらに、日本固有の植物であるクマザサを活用、長年の研究によりポリフェノール、多糖類等を効率的に抽出可能な独自製法を開発してきました。
今後も、日本の伝統・文化・風土を尊重し、食品、化粧品、染色用などの様々な分野に天然物抽出・精製・配合・製剤化技術をご提案いたします。
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飼料要求率「0.16」改善を実現した『クマ笹エキス』とは (マイナビ農業リンク)
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天然材料製品
天然色素 リオフレッシュ®カラー植物由来天然色素「リオフレッシュ®カラー」は、食品添加物着色料製剤として、食品、化粧品、染色用途に広く使われております。
可食性インキ食品へのダイレクトプリント用として、食品衛生法に基づき、原料を食品添加物および食品素材のみで構成し、食品に鮮やかな色どりを添える材料としてご提供しています。
ササ関連製品当社では、独自の抽出法を開発し、機能性天然素材であるクマザサから有効成分を壊すことなく高濃度に抽出することに成功しました。
受託・製造加工のご案内当社で培われた天然色素やクマザサエキスの抽出・精製技術と品質管理体制をベースとして、天然抽出物の受託製造を承っています。
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L&H事業推進部 - TEL : 03-3272-0902